分子機能サーバーへの接続
ssh kinou コマンドで分子機能サーバーに接続してみましょう。
通常の接続
ssh kinou
画面転送の使用
X11 サーバーの起動
あらかじめ X11 サーバー(Xming, VcXsrv, XQuartz など)を起動しておきます。これらのアプリケーションはバックグラウンドで動作します。
オプション付きで接続する
画面転送を有効にするため、-CXY オプションを付与して SSH 接続します1。
ssh -CXY kinou
VNC Server の起動
分子機能サーバーには、リモートデスクトップソフトウェアである VNC が備わっています。サーバーにログイン後、次のコマンドで VNC 接続を行います。
vncviewer localhost:****
**** は VNC 接続を行うポート番号(4ケタの数字)です。教員に聞いてください。
GaussView を使う
VNC 接続後、リモートデスクトップの画面上で 右クリック -> Konsole でターミナルを開くことができます。GaussView は次のコマンドで起動します:
gv
この節のまとめ
- 分子機能サーバーに接続するときは
ssh kinouを使います。 - 画面転送を行う場合は、X11 サーバーを起動した状態で
ssh -CXY kinouにより接続します。- 接続後、
vncviewer localhost:****で VNC 接続を行い、リモートデスクトップの操作に入ります。 - GaussView は
gvコマンドで開きます。
- 接続後、
Footnotes
-
-Cオプションは通信の圧縮、-Xオプションは X11 フォワーディングの有効化、-Yオプションは X11 フォワーディングの制限緩和を意味します。 ↩